どんざ 【花菱】
¥220
Using : to pay next month
*どんざ
淡路島の漁師たちが着ていたどんざ。
どんざとは「どてら」のことで、木綿布3枚を重ねて刺し縫いし、防寒と防潮の機能を持たせた丈夫で耐久性があり保湿性にも優れている藍染めの作業着です。
漁業作業の時だけでなく都市への魚の行商いや神事でまとう晴れ着やおしゃれ着としても使われていました。
江戸時代後期に普及し、淡路島では昭和の終戦後まで着られていたといわれています。
どんざの縫い手は漁師町の女性たち。命がけで海へ出る夫や息子、孫の晴れ着として、ひと針ひと針、心を込めて作られていました。
どんざの特徴である刺し子模様には様々な意味がありそれぞれの思いや願いが込められていました。
■杉刺:雄大な愛を意味する刺し子。家庭に多くの愛やいつくしみを願う。
■花菱:富みや成功、和解といった意味を持つ。
■柿の花:五穀豊穣や豊作という願いから、多くの恵みを込めた願いがある。
■花文:子宝や子孫繁栄、人間関係の円満を意味する
DantoTileが作る「どんざ」は単なる建築材料ではないタイルの良さ、「淡路島の良さを皆様に知っていただきたいという思いから、通常は機械で金型を作るのですが、それでは手作り感が損なわれてしまうため、「一針一針」の刺し子と同じ様に、「一柄一柄」模様を手作業で刻み込み、どんざ刺し子がもつ手作りのぬくもりを余すことなく表現できるように制作しました。
家族や人々への願いや将来への希望は、今も昔も変わることはありません。
どんざタイルは、大切な人々への祈りを込めたタイルです。
技法:乾式プレス成形
サイズ:約45×45mm 厚さ8mm
裏足:あり 裏足の色:グレー
屋内壁専用
*Tax included.
*Shipping fee is not included.More information
*This item can be shipped outside of Japan.